ログハウスの歴史

ログハウスでの生活は自然に囲まれ、とても気持ちの良いものです。別荘として人気のあるログハウスですが最近になって通常の住居としてログハウスを選択するという方も増えてきているようで、ログハウスは注目されつつあります。日本人は元来、木造建築で住宅を造ってきた民族ですので、同じ木造建築であり、さらに木を感じさせる作りになっているログハウスに惹かれてしまうのかもしれません。ここではそんなログハウスの歴史について語ってみようと思います。

 

ログハウスの起源

ログハウスが普通の住居として使われていたのは9世紀から14世紀の間といわれています。こんな大昔から使われていたんですね。昔は現在使われている様々な工具などが無かったために丸太をそのまま使った豪快な建築物になったのだと思いますが、この頃建てられたログハウスの細かい所をよく見るとかなり、細かく考えられて建てられていることがわかります。こんな大昔に起源をもつ建物が現在でもその姿を残しているのだから驚きです。

 

技術的にあまり進んでいなかったためにこの時代のログハウスにはドアや窓がついておらず、その代わりに中の風を通したり、出入りするための穴が作ってあります。この穴を通ってログハウスに出入りしていたようで、その穴も1つではなく数カ所についています。ログハウスの全長は250平方センチメートルと大きく、間取りらしきものはなくただ大きい空間がポンとあるだけ、屋根は昔の日本の建築と同じような茅葺き屋根を採用しており、地球のどこにいても寒さを防ぐためには茅葺きが効果的であったことを伺い知ることが出来ます。

 

住居としてのログハウス

このような時代から少し技術が進んだ15世紀には、ようやく窓やドアなどの建具を取り付けたログハウスが出てきます。しかし、当時のヨーロッパの一部地域ではまだ鉄の加工技術がそれほど発展していなかったため、現在では金属が使われている蝶番や、ドアノブなどの部品も木材で作られていることが多かったようです。

 

このようなログハウスが増えていく中、収穫した穀物を貯蔵する目的でログハウス風の小屋が造られることが多くなっていきます。さらに穀物だけでなく農具や器具などをおいておく小屋などが建てられるようになり、ログハウスは倉庫としての役割も担っていくことになります。さらには1つのログハウスの中でスペースを区切って別々の用途を持たせるといった間取りの考え方もこのころから出来ていったといわれています。このように、ログハウスは住まいとしての機能性を急激に発展させていきました。

ログハウスの完成

そして、16世紀に入る頃にはログハウスは立派な住居として機能していました。ログハウスの代表的な加工法であるノッチ工法も進化して様々な形状のログハウスが建てられるようになり、工具などの発展よって細かい建具なども使えるようになったというのが大きな原因でしょう。

 

ログハウスではログ材である丸太と丸太の間が時間が経つにつれて空いてくるという欠点があり、現在ではコーティング剤を塗ることでそれを防いでいますが、この欠点が克服されたのもこの時代といわれています。現在のようなコーティング剤が無かったこの頃のログハウスでは変わりにコケ類などの植物を間に埋めて対応していたようです。さらに大きさも多種多様になっていき、一般的な住居から、多くの人間が集まる教会のような大きなログハウスも観られるようになります。ログハウスの基本的な構造はこの頃から完成されていたのだということがよく分かります。

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2017/1/13 更新